ジャズの名曲『You’d Be So Nice To Come Home To』名演アルバム5選!

みなさん、こんにちは!ジャズの名曲名演シリーズ、第13弾の主役は『You’d Be So Nice To Come Home To(ユード・ビー・ソ・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ)』です!

ジャズファンからは親しみを込めて、『帰ってくれたらうれしいわ』という可愛い邦題でも呼ばれているこの曲。

実は、数あるジャズのスタンダード曲の中で、「日本人が一番大好きなジャズの名曲」として真っ先に名前が挙がるほどの超人気曲なんです。

タイトルの意味は「あなたが待つ家に帰れたら、どれほど素敵だろう」。ちょっと切ないマイナー(短調)のメロディの中に、大好きな人を愛おしく想う情熱がたっぷりと詰まっています。

今回は、一度聴いたらメロディが頭から離れなくなるような、絶対にハズせない最高の名演アルバムを5枚厳選してご紹介します。

お部屋の時間を一瞬で最高にドラマチックな空間に変えてみませんか?


目次

日本人が恋に落ちたメロディ!名曲『帰ってくれたらうれしいわ』の魅力とは?

結論から言うと、この曲の魅力は、哀愁漂う美しいメロディと、それがジャズのリズムに乗ったときに生まれる「爆発的な格好良さ」にあります。

元々はアメリカの映画音楽(巨匠コール・ポーター作曲)なのですが、メロディの持つ独特の切なさが日本人の心に大ヒット。数多くのCMやテレビ番組でも流れているため、ジャズを初めて聴く方でも「あ、この曲知ってる!めちゃくちゃ格好いい!」と一瞬で好きになってしまう魔法のような力を持っています。

私が初めてこの曲のジャズバージョンを聴いたとき、胸にギュッと迫るような切なさと、ゾクゾクするようなスウィングの格好良さに、一発でノックアウトされてしまいました。

一日の終わりに静かにテンションを上げたいときや、夜のドライブの相棒にこれ以上ないほどぴったり馴染んでくれますよ。さっそく、歴史にのこる名演たちを聴き比べてみましょう!


これだけは外せない!『帰ってくれたらうれしいわ』の名演アルバム5選

世界中のジャズファンを痺れさせてきた伝説の名演から、現代の素晴らしい録音まで5枚を厳選しました。

① すべてのジャズファンがひれ伏す!歴史を作った「ニューヨークの溜息」

  • アーティスト名: ヘレン・メリル(Helen Merrill)※クリフォード・ブラウン参加
  • アルバム名: 『Helen Merrill with Clifford Brown』

この曲を「ジャズ界の伝説」に押し上げた、歴史上で絶対に避けては通れない超・超・大名盤です。

“ニューヨークの溜息”と称された女性歌手ヘレン・メリルが、ちょっぴりハスキーで、こぼれ落ちるような色気たっぷりのささやき声で歌い上げます。そして、その歌声に寄り添うように、若くして亡くなった天才トランペッターのクリフォード・ブラウンが、世界一美しいトランペットの音色を響かせます。

日本のジャズ喫茶の歴史は、このアルバムと共に歩んできたと言っても過言ではありません。「まずは世界中、そして日本中を虜にした本物の定番から!」という方は、この1枚からスタートすれば100点満点です。

② サックスの音が魂を揺さぶる!最高にシブくて熱いインスト演奏

  • アーティスト名: アート・ペッパー(Art Pepper)
  • アルバム名: 『Art Pepper Meets the Rhythm Section』

「歌声もいいけれど、楽器演奏(インスト)でガツンと格好いい演奏が聴きたい!」というときには、天才サックス奏者アート・ペッパーのこの1枚がイチオシです。

当時、スランプに苦しんでいたペッパーが、ジャズ界最強のリズム隊(マイルス・デイヴィスの相棒たち)といきなりスタジオで出会い、ほぼ一発勝負で録音したという、火花散るような伝説のセッションです。

ペッパーの吹くサックスは、胸を締め付けるような哀愁と、お腹の底から湧き上がるようなドライブ感に溢れていて、とにかく理屈抜きで格好いい!ジャズが持つ「スリルと情熱」を120%体感できる大名演です。

③ ピアノの鍵盤が弾ける!お洒落でハッピーな極上ピアノトリオ

  • アーティスト名: ソニー・クラーク(Sonny Clark)
  • アルバム名: 『Sonny Clark Trio』

ピアノ・ベース・ドラムというシンプルな「トリオ」の編成で、この曲を最高にゴキゲンなジャズに仕立て上げたのが、名ピアニストのソニー・クラークです。

彼の弾くピアノは、黒人特有のブルースの渋いコクがありながらも、メロディがコロコロと軽快に転がるような、日本人が大好きな「哀愁とノリ」が完璧なバランスでブレンドされています。

サックスやトランペットの音が少し大きく感じて耳が疲れちゃうな、という日でも、このお洒落なピアノトリオのアレンジなら、お部屋のBGMとして最高に心地よく馴染んでくれますよ。

④ 哀愁のメロディを優しく奏でる、温かみあふれるジャズギター

  • アーティスト名: ジム・ホール(Jim Hall)
  • アルバム名: 『Concierto』

これまでご紹介した激しいスウィングや切ない歌声とは一味違う、とても知的で、温かい大人の演奏を聴かせてくれるのが、ギターの神様ジム・ホールです。

彼のギターの音色は、耳に優しく、どこかホッとするような丸みがあるのが特徴。バックにはサックスやトランペットも参加していますが、みんなで大きな音を競い合うのではなく、お互いに譲り合いながら、夜の静寂に溶け込むような極上の会話を楽しんでいます。

秋の夜長や、一日の終わりに静かにリラックスしてお酒を楽しみたい、そんな特別な夜に最高の癒やしをくれる名盤です。

⑤ 現代の最高の音質でシビれる!洗練された都會派ルパンアレンジ

  • アーティスト名: 大野雄二(Yuji Ohno)
  • アルバム名: 『LUPIN THE THIRD “JAZZ”』シリーズ

最後にご紹介するのは、アニメ『ルパン三世』の音楽でお馴染みのピアニスト、大野雄二さんによる演奏です。

この名曲名演シリーズの太鼓判ですが、日本のトップミュージシャンたちが現代の素晴らしいスタジオでレコーディングした音源は、とにかく雑味がなく、一音一音がクッキリ耳に届くのが魅力です。

ヘレン・メリルたちが作った哀愁の世界観に、大野さんらしい都会的でスタイリッシュなエッセンスが加わり、ルパンと不二子ちゃんが夜のドライブを楽しんでいるかのような、最高に格好いいお洒落アレンジに変身しています。ジャズ初心者の方でも100%心地よく浸れる安心の1枚です。


ジャズ初心者でも迷わない!自分に合うアルバムの選び方

今回の5枚も、それぞれ全く違った「家に帰る喜びと切なさ」の表情を見せてくれます。今のあなたの気分に合わせてチョイスしてみてくださいね。

あなたの今の気分 おすすめのアルバム 聴きどころ 
「ジャズの歴史を作った、伝説の『溜息』を聴きたい」① ヘレン・メリル 伝説の歌声と天才トランペットの美しい共演 
「理屈抜きにシブくて格好いい、熱い楽器演奏に痺れたい」② アート・ペッパー 一発勝負から生まれた、奇跡のサックスソロ 
「現代的でクリアな、良い音で大人の雰囲気に浸りたい」⑤ 大野雄二 都会の夜にぴったりなルパン風アレンジ 

まずは音楽配信サービスや動画サイトなどで『You’d Be So Nice To Come Home To』と検索して、ピンときたジャケットの再生ボタンをそっと押してみてください。その瞬間、いつものお部屋が洗練されたお洒落な空間に早変わりしますよ。


あなただけのお気に入りの「帰る場所」を見つけよう!

今回は、日本中で愛され続ける大定番『You’d Be So Nice To Come Home To(帰ってくれたらうれしいわ)』をテーマに、ジャズの名演アルバム5選をご紹介しました。

同じメロディであっても、女王の切なさあふれる歌声、サックスの情熱的なスウィング、上品なピアノ、温かいギター、そして現代的な美しい響きによって、全く違う「大人の格好良さ」を魅せてくれるのがジャズの面白いところです。

お気に入りの1枚を見つけて、一日の終わりのリラックスタイムを少しだけ贅沢に、そして格好よく彩ってみませんか?

あなたにとって、一番心地よく心に寄り添ってくれる最高の1枚が見つかりますように!

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