みなさん、こんにちは!ジャズの名曲名演シリーズ、第2弾の主役は『Moanin’(モーニン)』です!
ジャズに詳しくない方でも、テレビのバラエティ番組やCMの背景で、「ダダダダン、ダダダン♪」という最高にゴキゲンなピアノのイントロを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この『Moanin’』という曲は、聴いた瞬間に思わず体がリズムを取ってしまう、ジャズ界で一番と言っていいほどエネルギッシュでノリが良い名曲なんです。
「ジャズって、なんだか静かで難しそう……」
そんなイメージを持っている方にこそ、この曲を聴いてほしいと思います。今回は、お腹の底から元気が湧いてくるような、絶対に外せない名演アルバムを5枚厳選してご紹介します。
お気に入りの「熱い1枚」を、一緒に見つけてみましょう!
1. イントロ一発でトリハダ!ジャズの名曲『Moanin’』の魅力とは?
結論から言うと、『Moanin’』の最大の魅力は、「ファンキー(泥臭くてカッコいい)」と呼ばれる、理屈抜きで心がおどるハッピーなリズムと熱気にあります。
曲名の『Moanin’』には「うめき声をあげる」という意味があります。つらい仕事や日常の愚痴を、音楽に乗せて吹き飛ばしてしまおう!という、人間らしいエネルギーがたっぷり詰まっているのです。
演奏の中に、一人が楽器で問いかけたら、全員で「そうだそうだ!」と応えるような、楽しい掛け合い(コール&レスポンス)が入っているのもポイントです。
私がこの曲を初めて聴いたとき、全身の血が騒ぐような格好良さに鳥肌が立ちました。ドライブ中や、仕事前に「よし、やるぞ!」と気合を入れたいときに聴くと、今でも一瞬でスイッチが入ります。
難しいお勉強は一切抜きにして、まずは音の波に身を任せてみてくださいね。
2. これだけは外せない!『Moanin’』の名演アルバム5選
それでは、ジャズの歴史を熱く燃え上がらせた、素晴らしい5枚のアルバムをご紹介します。同じ曲なのに、どれも違った爆発力を持っていますよ!
① すべてはここから始まった!ファンキー・ジャズの絶対王者
- アーティスト名: アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & The Jazz Messengers)
- アルバム名: 『Moanin’』
この曲を世界中で大ヒットさせ、ジャズの歴史を塗り替えた本家本元、まさに絶対王者のアルバムです。
リーダーのアート・ブレイキーはドラムの達人。彼の叩くドラムは、まるで劇的な雷のように激しく演奏を引っ張っていきます。そして、あの有名なピアノのイントロから始まり、サックスとトランペットが力強くメロディを奏でる瞬間は、いつ聴いても100点満点の格好良さです。
最初の1秒を聴くだけで、一気に何十年も前のニューヨークの熱いライブハウスにワープしたような興奮が味わえます。まずはこの大名盤から聴くのが大正解です。
② 大迫力のホーン隊が押し寄せる!爆発のビッグバンド版
- アーティスト名: チャールズ・ミンガス(Charles Mingus)
- アルバム名: 『Blues & Roots』
「もっとド派手で、お祭りのような大迫力の演奏が聴きたい!」というときには、天才ベーシストのチャールズ・ミンガスが率いるビッグバンド(大人数の楽団)の演奏がイチオシです。
少人数の演奏とは違い、たくさんの管楽器が一斉に「これでもか!」とうなり声をあげるように襲いかかってきます。特に、バリトンサックスという大きなサックスがブーブーと吠えるように鳴り響くシーンは、凶暴なまでに格好いいです。
優等生な音楽とは一味違う、ジャズが持つ「野性的なパワー」を全身で浴びることができる、エネルギー満点の1曲です。
③ 渋い低音ボイスに痺れる!大人のボーカル版
- アーティスト名: ラリー・ゴールド(Jon Hendricks / Lambert, Hendricks & Rossなど)
- 作詞・歌唱: ジョン・ヘンドリックス(Jon Hendricks)など
実はこの『Moanin’』、後から歌詞がつけられて、歌(ボーカル)としてもたくさんの名演が生まれています。
楽器のメロディをそのまま早口の言葉に変えて歌い上げるジャズ独自のスタイル(スキャット)は、職人技そのもの。歌詞がつくことで、「神様、今日もつらいよ、助けておくれ」という、原曲が持つブルースの切ない雰囲気がよりリアルに伝わってきます。
お酒を片手に、夜の静かな部屋で「大人のディープなジャズ」を楽しみたいときに、これ以上ないほどハマる1枚です。
④ 鍵盤の上を縦横無尽に駆け巡る!ピアノ・トリオ版
- アーティスト名: ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)
- アルバム名: 『This Here Is Bobby Timmons』
あの誰もが知っている「ダダダダン♪」というイントロのフレーズ。実は、それを即興で思いついて作った天才こそが、ピアニストのボビー・ティモンズです。
本家本元のアルバムでもピアノを弾いていた彼が、今度はサックスなどを入れず、自分の「ピアノ・トリオ(ピアノ、ベース、ドラム)」だけでこの曲を演奏したのが本作です。
生みの親だからこその、絶妙なノリと、ピアノの鍵盤をこれでもかと弾けさせるファンキーな演奏がたまりません。サックスの音が少し苦手という方でも、ピアノ主役のこれならすんなり楽しめます。
⑤ 現代のクリアな音で蘇る!日本の都会派お洒落アレンジ
- アーティスト名: 大野雄二(Yuji Ohno)
- アルバム名: 『LUPIN THE THIRD “JAZZ” Bossa & Fiesta』など
最後は、アニメ『ルパン三世』の音楽で日本中を虜にしているピアニスト、大野雄二さんによる演奏です。
古い時代の録音も渋くて素敵ですが、現代の綺麗な音質で、ベースの低音からドラムのシンバルの繊細な音までクッキリ聴きたい日もありますよね。
大野さんのアレンジは、ルパン三世のクールな世界観がそのまま溶け込んだような、洗練されたお洒落な仕上がり。ちょっと大人で都会的なドライブのBGMにも抜群に似合います。初心者の方を優しくジャズの世界へエスコートしてくれる、安心の1枚です。
3. ジャズ初心者でも迷わない!自分に合うアルバムの選び方
今回の5枚も、それぞれ違った熱さを持っています。今のあなたの気分に合わせて、一番ワクワクするものをチョイスしてみてくださいね。
| あなたの今の気分 | おすすめのアルバム | 聴きどころ |
|---|---|---|
| 「歴史を作った本物のノリを感じたい!」 | ① アート・ブレイキー | 雷のようなドラムと王道の格好良さ |
| 「とにかくテンションを爆上げしたい!」 | ② チャールズ・ミンガス | 管楽器が爆発する大迫力のサウンド |
| 「お洒落で綺麗な音を日常のBGMにしたい」 | ⑤ 大野雄二 | ルパン三世のような都会的アレンジ |
音楽配信サービスなどで検索して、まずは気になった1枚のイントロを再生してみてください。その瞬間、お部屋の空気がガラリと変わる楽しさを体験できますよ。
4. まとめ:あなたを熱くする『Moanin’』を見つけよう!
今回は、ファンキー・ジャズの代名詞『Moanin’』の名演アルバム5選をご紹介しました。
憂鬱な気分を吹き飛ばすような、力強いドラム、唸るサックス、そして躍動するピアノ。どのアルバムを聴いても、ミュージシャンたちの「音楽が楽しくてたまらない!」という熱いハートが伝わってきます。
ちょっと元気が欲しいとき、新しい一歩を踏み出したいとき、ぜひこの『Moanin’』のスイッチを押してみてください。
あなただけの、胸を熱くする最高のお気に入りが見つかりますように!

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