ジャズの名曲 『Misty』名演アルバム5選

みなさん、こんにちは!ジャズの名曲名演シリーズ、第5弾の主役は『Misty(ミスティ)』です!

「ミスティって、ジャズを語る上でそんなに有名な曲なの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はこの曲、世界中のジャズミュージシャンが「美しいバラードを演奏したい」と思ったときに必ず名前を挙げる、超ウルトラ名曲なんです。

タイトルの『Misty』には「霧がかかった」という意味があります。

まるで霧の中にいるように、「大好きな人の前に行くと、頭がぼーっとして自分の名前すら忘れちゃう……!」という、なんとも可愛らしくて甘酸っぱい恋心を表現した曲なんですよ。

今回は、一日の終わりに聴くだけで心も体も優しくとろけてしまうような、素晴らしい名演アルバムを5枚厳選してご紹介します。

お部屋の明かりを少し落として、極上のリラックスタイムを一緒に過ごしてみませんか?


目次

心がとろける!ジャズの名曲『Misty』の魅力とは?

結論から言うと、『Misty』の魅力は、聴いているだけで胸がキュンとなるような、うっとりするほど美しいメロディと、どこまでも優しい空気感にあります。

ジャズには激しくて熱い曲もたくさんありますが、この曲は別格。まるで上質なシルクの毛布に包まれているかのような、極上の心地よさを味わえます。

実はこの曲、エロール・ガーナーというピアニストが、飛行機の窓から外の美しい雲海(霧)を眺めていたときに、突然このメロディを思いついて誕生したという、ロマンチックなエピソードもあるんです。

私自身、夜にちょっと疲れたなと感じる日には、必ずと言っていいほどこの曲のレコードを回します。一瞬でトゲトゲした心が丸くなり、優しい気持ちで眠りにつくことができるからです。

演奏する楽器や歌声によって、この「恋の魔法」がどう変わるのか、さっそく聴き比べてみましょう!


これだけは外せない!『Misty』の名演アルバム5選

世界中で愛され、映画のタイトルにもなった『Misty』の名演・名盤を5枚ご紹介します。それぞれの甘く美しい世界観を楽しんでみてくださいね。

① すべてはここから始まった!生みの親が奏でる奇跡のピアノ

  • アーティスト名: エロール・ガーナー(Erroll Garner)
  • アルバム名: 『Concert by the Sea』など(または『Misty』というスタジオ盤)

この曲を作った張本人であり、ジャズ界きってのロマンチスト、エロール・ガーナーによる本家本元の演奏です。

彼のピアノは、左手でチャカチャカとギターのような心地よいリズムを刻みながら、右手で少し遅れてメロディを弾くという、独特の「タメ」が特徴です。これが、まるで恋に落ちて足元がおぼつかない様子をそのまま表しているようで、本当に素晴らしいんです。

演奏中、ガーナー自身が気持ちよさそうに「フンフン♪」と鼻歌を歌っている声まで録音されていて、音楽を愛する温かい気持ちがダイレクトに伝わってきます。まずはこの「生みの親」の演奏から聴いてみてください。

② ジャズ界の女王が歌い上げる!世界一ゴージャスで切ない恋心

  • アーティスト名: サラ・ヴォーン(Sarah Vaughan)
  • アルバム名: 『Misty』

この曲に美しい歌詞がつき、世界中の人が歌うようになったきっかけを作ったのが、ジャズ界の女王サラ・ヴォーンです。

彼女の歌声は、まるでチョコレートのように濃厚で、深い低音から天まで届くような高音まで自由自在。バックで流れる美しいオーケストラの演奏にのせて、「あなたを見ると、私は霧の中の小さな鳥のようになってしまうの」と切々と歌い上げます。

歌が終わるころには、まるで一本の素晴らしい恋愛映画を観終えたかのような、深い感動と余韻に包まれます。歌付きのジャズ(ボーカル)を聴きたいなら、絶対に外せない超大名盤です。

③ サックスの音色が耳元でささやく!お洒落すぎる大人の夜

  • アーティスト名: ベン・ウェブスター(Ben Webster)
  • アルバム名: 『The Soul of Ben Webster』など

「とにかく静かで、とびきりお洒落な大人のジャズが聴きたい」という夜には、サックス奏者ベン・ウェブスターの出番です。

彼のサックスの吹き方はとても独特で、息の音を「シュー、ブォー」と混ぜながら、まるで耳元で優しくささやきかけるように演奏します。これが、びっくりするほど温かくてセクシーなんです。

大きな音で派手に吹くのではなく、音と音の間の「静けさ」まで格好いい。そんな、熟練のデキる大人の余裕をたっぷり感じられる、夜の特等席にぴったりな1枚です。

④ 魂が震える!たった一人で鍵盤に向き合った情熱のピアノ

  • アーティスト名: リチャード・ティー(Richard Tee)
  • アルバム名: 『The Real Richard Tee』など

これまではクラシックな古い名盤をご紹介してきましたが、こちらはソウルやポップスの世界でも大活躍したピアニスト、リチャード・ティーによる、一味違う感動的な演奏です。

バンドではなく、ピアノ(またはエレクトリック・ピアノ)一台だけで、この曲をじっくりと情熱的に弾き上げます。彼の弾く音には、教会で歌われるゴスペルのような力強さとあたたかさがあり、メロディの美しさがさらに引き立っています。

切ないバラードの中に、どこか「明日も頑張ろう」と思わせてくれるような力強い光を感じる、隠れた大名演です。

⑤ 現代の最高の音質でうっとり浸る!お馴染みの極上アレンジ

  • アーティスト名: 大野雄二(Yuji Ohno)
  • アルバム名: 『LUPIN THE THIRD “JAZZ”』シリーズ

最後にご紹介するのは、アニメ『ルパン三世』の音楽でお馴染みのピアニスト、大野雄二さんによる演奏です。

この名曲名演シリーズでおすすめしている通り、日本のトップミュージシャンが現代の素晴らしい技術でレコーディングした音源は、とにかく雑味がなく、一音一音が美しく耳に届くのが魅力です。

大野さんのアレンジは、まるでルパン三世に登場する不二子ちゃんが、静かなバーのカウンターでグラスを傾けているような、最高にスタイリッシュで美しい仕上がり。ジャズ初心者の方でも、お部屋のBGMとしてこれ以上ないほど贅沢に馴染んでくれる太鼓判の1枚です。


自分に合ったアルバムの選び方

今回の5枚も、それぞれ違った美しい霧(Misty)の表情を見せてくれます。今のあなたの気分に合わせて、一番心が休まるものをチョイスしてみてくださいね。

あなたの今の気分 おすすめのアルバム 聴きどころ 
「この曲が生まれた、本物のロマンを感じたい!」① エロール・ガーナー 生みの親ならではのチャーミングなピアノ 
「極上の歌声に包まれて、感動に浸りたい」② サラ・ヴォーン 女王サラ・ヴォーンの圧倒的で美しい歌唱 
「現代的でクリアな、お洒落な音を日常に流したい」⑤ 大野雄二 都会の夜にぴったりな極上ピアノアレンジ 

音楽配信サービスや動画サイトなどで『Misty』と検索して、気になったアルバムの再生ボタンをそっと押してみてください。その瞬間から、あなたのお部屋が最高にロマンチックで心地よい癒やしの空間に変わりますよ。


あなたを優しく包むお気に入りの『Misty』を見つけよう!

今回は、恋する心を霧にたとえた世界的な名曲『Misty』をテーマに、ジャズの名演アルバム5選をご紹介しました。

同じメロディであっても、生みの親のハッピーなピアノ、歌声の切なさ、サックスのささやき、そして現代的な美しい響きによって、全く違う表情で私たちの心をとろけさせてくれるのがジャズの面白いところです。

今夜はちょっとだけスマートフォンの通知を切って、この優しい音楽に身を委ねてみませんか?

あなたにとって、一番心地よく夜を彩ってくれる最高の1枚が見つかりますように!

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